畳の部屋をフローリングにする(その3)

★いよいよ床板を貼っていく

スタイロフォームのかさ上げが終わり、コンパネでの下地が出来たら、いよいよ床板を貼る作業になる。

まず貼り付ける床材について。
その2でも紹介した通り、床材は1箱に同じ長さの板が9枚入ってて、これで約2畳分の広さになる。
1枚の板の構造は下図の様になっていて、横置きした場合、上と左に継ぎ手の凸があり、下と右には差し込み口になる凹がある。床板はこの2か所を上手に組み合わせる事で剥離しにくい床を作り上げる事が出来る様になっている。

床板材の表面と側面の図

そして更にしっかり床板を固定するのがボンドと釘打ちである。
ボンドそのものは普通の木工用ボンドでいい。ただ6畳一間に隅々まで床板を貼るのだからそれなりの大きさのものは必要になる。
もっともわしらはこのボンドをあまり使わないで床を作ってしまった。釘さえしっかり打てれば、正直ボンドはそれほど重要ではない、って事なんだ。
ではその釘は、と言うと、なんでもいいものではなく、フロア釘と言う専用の釘があるので、これを打つ事になる。

フロア釘(38㎜)35本入り


この釘は頭の部分がほとんどなく、頭の真ん中あたりに小さい凹みがある。この部分にポンチを宛がい、これで釘を打ち込むのである。
更にその釘の打ち方も一般的な板とはことなり、板を打ち付ける位置を決めたらその板の前側の凸の境目辺りに大体45度程度の角度を付けて金づちで打ち込むのである。そしてある程度打ち込めたら頭の凹み部分にポンチを宛がい、更に奥まで打ち込む。

こうする事で床板を下地のコンパネ板にしっかり固定出来、且つ凸部分を潰さずに次の板の凹部分への差込を阻害しない様に出来る、と言う訳だ。
そして更に注意したいのが床板の貼る順序だ。
前段の通り板には凸と凹があるのだから、単純にそれを組み合わせればいい、と思われがちだが実はそれだと1枚でも板が反り返ると全ての板が反り返って剥離してしまう事になりかねない。

この様に並びを揃えてはいけない

なので実際には下図の様に床板が交互に並ぶ様に組み合わせて貼って行かないといけない事になる。

実はうちの親は10年以上前にこのことを軽視してて、居間の床板貼りの際には全部同じ位置並びで貼ってしまっている。幸いにして板の反り歪みはないのでこれまでの間問題は起きてないけれど。

以上を踏まえて、まずは貼り始める位置を決める。その際に考えたいのが窓の位置や出入り口の場所、家具を置く場所、どうしても動かせない柱の位置とかだ。
部屋って壁に沿って家具を置く。タンスや机は大概壁際に置くものだ。であるならば、こうした場所の造作は多少下手でも大きな問題にはならない。逆に人の出入りのある場所や導線になる場所は造作が荒いと目立ってしまう。
そうした事も踏まえて貼りはじめを考えるのだけど、今回1階の和室には床の間と床柱があり、この床柱が微妙に部屋に出っ張っている。

柱と床の境目は少し凹みがあるので、板自体を変に加工する必要はないのだけど、逆に床板の貼り終わりをここにしてしまうと最悪床板がはまらない可能性がある。特に貼り終わりまで来ていると他の部分が既にがっちり固まっているから動かし様がない、ってのも出てしまう。

そこで今回は素人のやる事なんで、床柱の下、床との境目の凹み部分から床板をはめ込みこの床柱の辺りが部屋の中心線になるので、これに合わせて床板を止めていく事にした。

で、真ん中あたりまで床板を貼った様子がこの写真。
因みにここまでで2日掛かっている…まだまだ道は遠い。

(その4に続く)

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